日本料理基本的にはフィリピン人は料理は上手なほうだと思います。アジア圏の料理がまずまずいけることでもだいたい想像できることと思います。が、味は国によってまちまち。フィリピン人が日本人をうならせるような味をだすのはなかなか難しいと常々考えていました。 実際、味見をしても味見をする本人が日本人の立場で考えることができないので、おいしいかどうかの判断がなかなかできないのでしょう。外国にある日本食レストランでは、調理する外国人に日本人が教え、一旦はまずまずおいしくできたメニューでも、日本人の指導から離れた途端、日本料理にもかかわらず、その味が現地風に近づいていってしまうというのはよくある話です。 そこで、まず材料、調味料などを重さでしっかり確認できる一覧表を各メニュー毎に作成し本来の味から外れていかないように工夫しました。また、指導者は日本レストランのシェフより3ヶ月間のトレーニングを受けた後に、現地の新鮮で安価な材料を使って、日本料理味噌汁、煮物、焼き物、炒め物、揚げ物、鍋物などをつくることができるようになっています。 家庭料理は50種類は作れるようになっています。
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